日本政府観光局（JNTO）より事業を受託し、フィリピン市場向けの情報発信やマーケティング調査を実施しています。

（後藤 / 海外事業推進担当）

経済成長が著しく、東南アジアのなかでも特に注目が集まっているフィリピン。2018年には訪日外客数、年間50万人の大台を突破し、訪日市場で存在感を増している国の一つでもあります。
弊社では、フィリピンからの「訪日旅行客の増加」と「旅行消費の拡大促進」を図ることを目的とする、日本政府観光局(JNTO)のフィリピン市場における情報発信や市場マーケティング調査に関する事業を受託し運営支援を行っています。

• • • • • Facebookファン数：前年度比25万人増の50万人超え（2019年度）
        • Facebookページ上にて日本全国の観光トピックを毎日配信
        • フィリピン市場の動向、競合国のインバウンド動向等に関する調査

今回は、弊社が携わっている日本政府観光局（JNTO）フィリピン市場の事業のなかで、「Facebookでの情報発信」と「マーケティング調査」に焦点を当て、内容をご紹介します。

ファン数50万人超え！Visit Japan PhilippinesのFB施策

JNTOフィリピン市場向け公式Facebookページ「Visit Japan Philippines」では、過去年度のデータ等を分析し、フィリピン人の興味・関心に合わせた日本の観光スポットを毎日英語で紹介しています。
Facebookは、インターネットユーザーの97%が利用していると言われるほど、フィリピンで圧倒的なシェアを誇っており、口コミを重視する国民性も相まって、プロモーションにおいては絶大的な効果を発揮します。

本業務では、リーチ数やエンゲージメント率などから、フィリピン人に人気のコンテンツを把握し、ニーズに合った投稿を実施。日本全国の地域の魅力が伝わる美しい写真とともに情報を発信し、東京や大阪に次ぐデスティネーションの訴求にも努めています。

市場調査でフィリピンの最新情報をいち早くキャッチ！

本事業では、成長スピードが速いフィリピン市場のニーズの変化をいち早く捉えるため、フィリピン現地のネットワークやメディアを活用し、最新の市場データや競合国のインバウンドに関する動向、訪日旅行の促進に必要な情報の収集・分析も行っています。
2019年度には、現地の旅行会社等、フィリピン人の旅行市場に詳しい関係機関の協力を得て、日本への関心度合いや訪日意向等の調査を実施しました。